あらすじ
雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った通称・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の真の目的とは…?引用:映画『ミュージアム』オフィシャルサイト
予告
視聴後の閲覧を推奨します。
6つの刑
ドッグフードの刑
拘束した女性に空腹状態の犬を数頭放ち食い殺させる。漫画版だと交際相手が犬アレルギーの為貰い手を必死に探すがどうしても見つからず泣く泣く処分を決めるという理由があったが、映画版では交際相手が犬アレルギーの為飼犬を処分という理由に変更になった。
母の痛みを知りましょうの刑
母親の脛を齧る引きこもりの男を生きたまま肉を3kg分ノコギリで削ぎ落とした後殺害。
産まれた時の体重ってことですよね。怖い。
均等の愛の刑
殺害した男を縦に二分割した状態で、妻と不倫相手の職場に送り付ける。
ずっと美しくの刑
整形を繰り返していた女性を凍死させて冷凍保存。
針千本飲ます呑ますの刑
占い師の口の中に針のように鋭利な物を何種類も詰め込み窒息死させる。
お仕事見学の刑
沢村の妻にカエルのマスクを被らせ、沢村に殺させることで執行とする刑。妻と息子はもう死んだと勘違いさせた後での対面、狡猾としか言いようがない。
被害者の接点と犯人の動機
被害者は皆、『幼女樹脂詰め殺人事件』の裁判員だった。その時、死刑判決を受けた人物は冤罪で、真犯人の霧島早苗は自分の芸術(殺人)を他人の物として判決した裁判員を殺して回っていたのだった。沢村の妻である遥も裁判員だったため事件に巻き込まれることとなった。
カエル男・霧島早苗
雨の日の犯行は、紫外線アレルギーで日光を浴びられないことが原因だった。映画版では新たに医者である姉の存在が追加され、この設定が結末に影響することとなる。
妻夫木聡だと初見気付きませんでした…
結末
映画版では、霧島の姉の口から、霧島早苗の病気は「心因性」であると語られる。そして、エンディングで怖い目にあった沢村の息子が首をボリボリと掻くシーンで終了となる。「心因性」であれば息子もカエル男と同じように紫外線アレルギーを発症したのかもしれないという可能性を示唆している。また、漫画版は日光を浴びた霧島が昏睡状態となるが、映画版では病院で昏睡している霧島が姉にトドメを刺されるシーンがある。
余談
小栗旬は、妻と娘に家出をされた沢村刑事役を演じたが、家族と順風満帆で幸せムードが滲み出てしまうため撮影中は撮影以外は誰とも会わずホテルで一人で過ごしハンバーガーだけ食べる生活をしていたとか。
小栗さんらしい役作りだと思いました…笑
以上。
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