今 敏(こん さとし)監督
国内だけではなく海外にも熱狂的なファンが多く、カナダでは海外アニメーション部門の最高賞を2012年「今敏賞」と呼ぶことにした。また、2010年に46歳という若さで亡くなった際はNYタイムズも追悼記事を掲載した。
ファンの誰もが通る「パプリカ 監督」「今 敏 読み方」という検索。世界中のクリエーターに影響を与える彼の実力が窺えます。
アニメ映画
『PERFECT BLUE パーフェクトブルー(1997)』
アイドルグループから女優に転向した女性の苦悩を描く。熱狂的なファンからのクレームは日に日にエスカレートし、遂に彼女の目の前に悪夢のような出来事が降りかかる。
直視できないような現実だけではなく、追い討ちを掛ける様に現れた"それ"に衝撃を受けている間に物語が終わってしまいました。
『千年女優(2002)』
映像制作会社が大女優の半生を描くドキュメンタリーを制作するために彼女に取材をする。
最後まで観ないと何が起きているか分からない奇抜な回想は必見。
『東京ゴッドファーザーズ(2003)』
クリスマスの夜に赤ん坊を拾ったホームレス3人が母親を探す。
天使のような赤ん坊とホームレス、冬の寒さと温まるストーリーという対比。3人の人間臭さが好きです。
『パプリカ(2006)』
「DCミニ」それは他人の夢を共有できる魔法の装置。そんな装置を使い、他人の悩みや病気を治していく謎の少女パプリカ。そして、ある日、精神医療研究所から「DCミニ」が盗まれる。研究所に勤める主人公千葉敦子と粉川刑事は「DCミニ」の悪用を防ぐため捜索を始め、犯人の恐るべき意図を知ることとなる。
知る人ぞ知る伝説のアニメ映画。現実と夢の狭間が曖昧になる溶けていくような感覚を味わえる作品。
アニメ
『妄想代理人(2004)』
人気デザイナーから通り魔「少年バット」に襲われた事件を皮切りに、沢山の人間が恐怖のどん底に陥れられる。
一度鑑賞すると脳裏にへばり付くサイコサスペンス。
ex.今敏監督の影響を受けた作品
『レクイエム・フォー・ドリーム』
『PERFECT BLUE』のオマージュがあると監督が認める。
『ブラックスワン』
『PERFECT BLUE』から強い影響を受けていると話題に。
『インセプション』
『パプリカ』からインスピレーションを受けた様な節が見て取れる。
以上。
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