
あらすじ
日本の近畿地方を舞台にした、オカルト雑誌の編集者が行方不明になる事件を軸に、都市伝説や怪現象が絡み合う。
予告
視聴後の閲覧を推奨します。
第一の呪い:ましろさま(まさるさま)
行方不明の少女
度々赤いランドセル姿で目撃されている。しかし、目撃者の証言によると両目が真っ黒だったという。これは編集長も受けている呪いだが、クライマックスで回収した目玉の用途が明らかになった(?)。
日本アニメ昔話「まさるさま」
母を失ったまさるが失意に暮れる中、ある日突然空から現れた神様が「嫁を取り母親のように甘えればいい。この柿を食べさせればなんでも言う通りになる。」と黒ずんだ柿をまさるに渡す。しかし、季節外れの黒ずんだ柿をまさるが「おーいおーいかきがあるよー」といくらアピールした所で、女性達は腐った柿だと思い相手にしなかった。まさるが亡くなった後も、まさるの声と黒ずんだ柿が山から転がってきたという。まさるを鎮めるため、小さな祠が建てられたがそれ以降も柿は転がってきたという。
団地の子供達の遊び「ましらさま」
ロケ番組で子供達を取材したがお蔵入りとなったビデオテープ。じゃんけんをして負けた男の子がましらさまとなり、女の子を追いかける。捕まった女の子はましらさまが納得のいく持ち物(生贄)を渡さなければ遊びは終わらない。
林間学校の集団ヒステリー
森の中から「おーい」と声が聞こえると窓から覗き込む学生達。いたずらで声をいつ返していると突然女の子達が倒れ込む。カメラには一瞬木にしがみつく手や足のようなものが映る。これはましろさま(まさるさま)がいま現在も嫁を探しているということを意味している。
バイク好きのブロガー
ツーリング途中で小さな祠を見つけている。祠の中には女の人形がぎっしり詰まっており、撮影中に映像が乱れ更新が止まる。これはましろさま(まさるさま)の昔話に出てくる小さな祠だと思われる。女の人形は村の女性を嫁の代わりに連れて行かないで欲しいという願いを込めた捧げ物だろう。
第二の呪い:了(あきら)
「見たら死ぬ動画」を見た目黒と目黒を取材した編集長の佐山を付け狙っていた首が折れた子供。「まさるさま」の作者が、団地で子供が木に首を吊って自殺したという話をしたが、その子供が了(あきら)だ。それをきっかけに団地の子供達の遊び「ましらさま」はやらなくなったそうだが…。原作や漫画でも「ましらさま」の遊びの生贄が段々と持ち物から生き物へと移行していき、小動物を生贄にした事例もある。その行き過ぎた遊びで、了(あきら)は生贄にされた可能性もある。
チェーンメール
真ん中に黒い人のような物、四隅に「女」または「了」と描かれた画像が拡散されている。近畿地方を中心に至る所で見つかっている貼り紙も同じものだが、この拡散には「赤い服の女」が関わっている。後述する。
心霊凸系YouTuber
YouTubeのコメントからも分かるように奥へ奥へと誘導を受けている凸主。この家こそ了の住んでいた場所であり、動画の最中写真の中で動いたり、最後にはロープに吊られた状態で登場している。部屋の真ん中に大きく空いた穴と沢山吊るされた首吊り用の紐については後述する。
第三の呪い:赤い服の女
「見たら死ぬ動画」にも登場し、飛び跳ねるような動きを繰り返す赤い服の女とは了の母親である。了が首を吊った際に木から降ろそうとする仕草だと思われる。部屋の真ん中に大きく空いた穴は石の出現を表し、了の母親が了の復活を願いそれが叶ったことで石が消え穴だけが残った。また、母親自らも怪異となり、「女」と「了」の絵札をばら撒き人間を襲い、了の完全復活あるいは呪いとしての定着を狙う。「病は気から」という言葉からも分かるように精神的な状態が健康状態を左右することも少なくはない。そして、「都市伝説」「怪異」「呪い」は人々が認識して初めて完成する。
「見つけてくださってありがとうございます」。
第四の呪い:◯◯
千紘が過去に宗教団体「あまのいわやと」に所属していたことが、編集長の佐山が小沢に渡したUSBから明らかになった。息子を失った千紘は息子を取り戻す方法を模索し入信に至ったが、黒い石は何者かの願いを叶え消えてしまう。そこで近畿地方の呪いと黒い石のありかを探るべく編集長の佐山と手を組み生贄にするべく誘導することにした。しかし、了と赤い女というイレギュラーが介入したことにより佐山は千紘の目論見に気付き、富士山頂に身を隠す。千紘は同じ轍を踏まぬよう「1人で行動しないように」「暴走しないように」と小沢に釘を刺し、「1人にすると危ないから」と匿う。了と赤い女の呪いを受けてしまった以上残りの時間が少ないため巻きで山へと向かったが、黒い石が見つからず怒り叫ぶ千紘は決して小沢のためを思ってなどではなかった。かくして、まんまと小沢を生贄に息子らしきモノを手に入れた千紘は、母親の「赤い女」が息子の「了」にエサを与えるためにそうしたように呪いを拡散させる。
「情報をお持ちの方はご連絡ください」。
ex.
#近畿地方のある場所について
— らいとぶらいとのある場所について (@lightbright0817) 2025年8月18日
幼女失踪、集団ヒステリー、心霊スポット動画配信…。事件の共通点を探っていく内に点と点が線で繋がっていく。オカルト雑誌の編集長失踪後、特集を引き継ぐ部下の編集部員と協力する女性記者。後戻りできない程の闇がもうそこまで迫っていた。
⇩⇩⇩以下感想⇩⇩⇩ pic.twitter.com/NyBdiBT3et
うれしー🥲✨ https://t.co/rBPvyPRks9 pic.twitter.com/H9OBTUHWDW
— らいとぶらいとのある場所について (@lightbright0817) 2025年8月22日
以上。
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