
映画『超かぐや姫』は、ストーリーだけでなく“音楽作品としての完成度”が非常に高いことで話題となっています。
人気ボカロPたちが多数参加し、新規書き下ろし楽曲から往年の名曲アレンジまで幅広く収録されているのが特徴です。
本記事では、
・劇中で使用された楽曲一覧
・それぞれの使用シーン
・楽曲が持つ意味や演出効果
を、ネタバレを含みつつわかりやすく解説していきます。
- 超かぐや姫の劇中歌曲一覧(登場順)
- Remember|物語の“核”となる1曲
- 星降る海|映像演出が際立つライブシーン
- 私は、わたしの事が好き。|かぐやの原点
- ワールドイズマイン(CPK! Remix)|王道×再構築
- Ex-Otogibanashi|実質的なメインテーマ
- ハッピーシンセサイザ(カバー)|環境変化の象徴
- ロンリーユニバース|孤独を可視化する楽曲
- 竹取オーバーナイトセンセーション|原典との対比構造
- トリノコシティ|取り残される側の感情
- 夢をみる島|現実と仮想の境界線
- Tell Your World|“繋がり”の再定義
- 瞬間、シンフォニー|クライマックスの幕開け
- Reply|“Remember”との繋がり
- ray(かぐや姫Version)|エンディングの余韻
- メルト(CPK! Remix)|ボーナストラック的存在
- 参加ボカロP一覧
- 主題歌・エンディングの役割
- よくある質問(Q&A)
- サントラ・アルバム情報
- 関連記事
- まとめ
超かぐや姫の劇中歌曲一覧(登場順)
本作で使用された楽曲は以下の通りです。
・Remember
・星降る海
・私は、わたしの事が好き。
・ワールドイズマイン(CPK! Remix)
・Ex-Otogibanashi
・ハッピーシンセサイザ(COVER)
・ロンリーユニバース
・竹取オーバーナイトセンセーション
・トリノコシティ
・夢をみる島
・Tell Your World
・瞬間、シンフォニー
・Reply
・ray(かぐや姫 Version)
・メルト(CPK! Remix)
Remember|物語の“核”となる1曲
物語の冒頭で流れるデビュー曲。
一見すると王道のバラードだが、作品を最後まで観た後に聴くと意味が大きく変わる“伏線楽曲”になっている。
特に「記憶」「存在証明」というテーマを象徴しており、本作のストーリー構造そのものに深く関わる重要な一曲。
星降る海|映像演出が際立つライブシーン
仮想空間でのライブシーンで使用された楽曲。
光の粒子や魚のような演出が画面いっぱいに広がり、視覚と音楽が完全にシンクロする名シーンとして評価が高い。
楽曲単体というより「映像込みで完成するタイプ」の楽曲。
私は、わたしの事が好き。|かぐやの原点
かぐやが初めて本格的に披露する楽曲。
配信活動の中で使用されることで、「ライバーとしての成長過程」を象徴している。
タイトル通り“自己肯定”がテーマであり、後半の展開への対比としても機能しているのが特徴。
ワールドイズマイン(CPK! Remix)|王道×再構築
ボカロ史に残る名曲のリミックス。
本作ではデュエット仕様になっており、2人の関係性を表現する楽曲として再構築されている。
単なる懐古ではなく、「現代版としての再定義」がしっかりされている点が評価ポイント。
Ex-Otogibanashi|実質的なメインテーマ
コラボライブで披露される中心楽曲。
テンポの良い楽曲だが、歌詞の内容はかなり意味深で、物語全体を暗示する構造になっている。
視聴後に歌詞を見返すと印象が一変する“考察型楽曲”。
ハッピーシンセサイザ(カバー)|環境変化の象徴
生活環境が大きく変化するシーンで使用。
軽快でポップな曲調が、成功や上昇の雰囲気を強調している。
ただし、その明るさが後の展開との対比になっている点も見逃せない。
ロンリーユニバース|孤独を可視化する楽曲
孤独というテーマを真正面から描いた一曲。
広がりのあるサウンドと対照的に、内面は極めて閉じた構造になっており、
**「誰にも届かない存在」**というヤチヨの本質と強くリンクしています。
ライブ演出としても“広いのに孤独”という矛盾した空間表現が印象的で、
視覚と音楽の両面から孤独を体感させる楽曲です。
竹取オーバーナイトセンセーション|原典との対比構造
ボカロ楽曲として有名な「竹取物語」モチーフの一曲。
本作では単なるカバーに留まらず、
“本来のかぐや姫像”とのズレや再解釈を意識させる役割を持っています。
ポップで軽快な曲調とは裏腹に、
物語の背景を知るほど意味が変わる“二重構造”の楽曲です。
トリノコシティ|取り残される側の感情
人との距離や疎外感をテーマにした楽曲。
タイトル通り「取り残される感覚」を象徴しており、
物語の中盤における心理的なズレや断絶を補強しています。
派手な演出ではないものの、
キャラクターの内面に静かに入り込むタイプの重要曲です。
夢をみる島|現実と仮想の境界線
幻想的なサウンドが特徴の一曲。
ツクヨミという仮想空間の中で流れることで、
「ここは現実なのか?」という感覚を揺さぶる役割を持っています。
楽曲単体でも美しいが、
作品のテーマである“現実と虚構の曖昧さ”を強く補強する存在です。
Tell Your World|“繋がり”の再定義
Tell Your World
本来は“音楽で世界と繋がる”ことをテーマにした楽曲ですが、
本作ではさらに一歩踏み込み、
「それでも本当に繋がれているのか?」
という問いを内包した形で使われています。
明るく開かれた楽曲でありながら、
作品全体のテーマと照らし合わせることで意味が深まる構造になっています。
瞬間、シンフォニー|クライマックスの幕開け
ラストライブの1曲目。
明るく勢いのある楽曲ながら、歌詞には切なさが含まれている。
バトルとライブが同時進行する演出により、本作屈指の盛り上がりを見せる場面で使用されている。
Reply|“Remember”との繋がり
ラストライブ2曲目。
最大の特徴は、「Remember」とフレーズがリンクしている点。
この繋がりの意味は、物語の核心そのものに直結している。
実質的にストーリーの“答え”を示す楽曲。
ray(かぐや姫Version)|エンディングの余韻
エンディングテーマとして使用。
作品全体を包み込むような歌詞が特徴で、「その後」を感じさせる余韻の強い一曲。
劇場版では映像演出も含めて評価が非常に高い。
メルト(CPK! Remix)|ボーナストラック的存在
エンディング後に流れる楽曲。
懐かしさと新しさが融合したリミックスで、ファンへのサービス要素が強い。
作品の締めとして、感情を優しく落ち着かせる役割を持っている。
参加ボカロP一覧
ryo(supercell)
代表曲:「メルト」「ワールドイズマイン」
感情のピークを担う楽曲で作品の核を支える存在。
kz(livetune)
代表曲:「Tell Your World」
仮想空間との相性が良く、没入感を高める役割。
DECO*27
代表曲:「ゴーストルール」「ヴァンパイア」
現代ボカロの中心人物で、ポップ性と中毒性が特徴。
ピノキオピー
代表曲:「神っぽいな」
哲学的な作風が作品テーマとリンク。
主題歌・エンディングの役割
本作の音楽は、
・孤独
・再会
・存在の再統合
といったテーマを補完しています。
単なるエンディングではなく、
物語の“その後”まで感じさせる設計になっています。
よくある質問(Q&A)
Q. 人気の曲は?
A. 特に話題なのは
ワールドイズマイン と
Tell Your World です。
原曲の知名度と映画版アレンジの両方で評価されています。
Q. カバーとオリジナルの違いは?
A.
・カバー曲 → キャラクター性や関係性の表現
・オリジナル曲 → ストーリーの核心
という役割分担になっています。
Q. サントラは買う価値ある?
A. かなり高いです。
・フル尺で聴ける
・歌詞の意味が明確になる
・印象が大きく変わる
ため、作品理解が一段深まります。
サントラ・アルバム情報
結論から言うと、ボカロ好きなら“必須レベル”です。
映画では一部しか流れないため、
フルで聴くことで初めて楽曲の構造が理解できます。
こんな人におすすめ
・ボカロが好き
・劇中曲が気になった
・考察を深めたい
1つでも当てはまるなら、購入満足度は高いです。
映画だけでは、この作品は“半分”しか味わえていません。
楽曲をフルで聴くことで、
初めて『超かぐや姫!』の構造が完成します。
関連記事
・超かぐや姫 ネタバレ考察
まとめ
『超かぐや姫』の楽曲は、
・ストーリーと密接にリンクしている
・過去と現在を繋ぐ構成になっている
・“聴き直し”で評価が変わる設計
という点が特徴です。
単なる劇中歌の集合ではなく、「音楽そのものが物語の一部」として機能しているのが本作の強み。
映画を観た後は、ぜひもう一度楽曲を聴き直してみてください。
新たな発見があるはずです。
以上。
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