あらすじ
ニューヨークで救命士として働くカサンドラ・ウェブ(後のマダム・ウェブ、以下キャシー)は電車の中で謎の男に襲われる少女3人を救おうとしたことから、自らの過去と対峙することになる。
予告
引用:2月23日(祝・金)公開!!映画『マダム・ウェブ』<予告1>
|
配信先
まだ『マダム・ウェブ』を観ていない方は…
・U-NEXT
・Amazonプライム
※2025年4月の配信状況になります。
最新の状況は各配信サイトをご確認下さい。
視聴後の閲覧を推奨します。
原作との関連性
マダム・ウェブは、生まれつき盲目で重症筋無力症という難病を患っている老婆という設定です。椅子型の生命維持装置に繋がれており、予知能力やアストラル体によるサポートでスパイダーマンを何度か救ったことがあります。難病は母体が蜘蛛に噛まれたことにより回復しましたが、物語のラストでは爆発に巻き込まれて、盲目になり、歩行が困難になった為、車椅子生活を余儀なくされました。視聴当初は、能力の酷使や水中への落下などアクシデントが続いたので事故を回避できなかったのではと思っていましたが、彼女の今後辿る道を考えると、数々の未来を視た彼女自身の選択なのかもしれないと考える様になりました。
酷評の理由
まず視聴者が期待したのはスパイダーアクションであるということ。しかし、エゼキエルが視た予知夢は10年先の話であり、活躍するスパイダー達は今はか弱い少女達。それだけではなくキャシーがスパイダーとして力を発揮するのはクライマックスのみで蜘蛛の糸を使ったスイング等はなし。期待していたものとは違ったという人もいたのかもしれません。
個人的にはサスペンスとミステリーを謳っている以上、上記は視聴者の期待に沿わなかっただけで問題はないと思っています…が…
一番の問題はミステリーを謳っているのに、冒頭のシーンで9割型謎が解けているということ。視聴者は襲われている原因を完全に把握している状態で物語は進行していきます。これは非常に勿体無い。
母親のシーン冒頭から中盤に移動しませんか…!
あと、マダム・ウェブはヴィランはないのでヴェノムの様にインモラルな行動をしたら当然反感を買うのではないかと思います。タクシーを盗んだり、ナンバープレートを慣れた手つきで剥がしたり、 救急車を盗んだり、ベンに救急車を任せてベンの車で逃げたらいいのに産気づいている妊婦を連れ回したかと思えば路上に放置。最悪なのは山に3人を連れて行き理由も告げず3時間放置。これは擁護不能かといえば親から愛情を貰えなかったキャシーが他人との人間関係を育むのが苦手という背景で解消することはできますが、大体の人がなんで!???というシーンが多かったのではないでしょうか。
続編の行方
これだけ言っておきながらアクションがスリリングで楽しめたらいとぶらいとですが、今のところ続編の予定はありません。映画プロデューサーのお話によると、もし機会があれば、マダム・ウェブが能力の取り扱いに失敗してしまうという過程に興味があるのだという。次回作も不満が吹き出してしまうので少女達の活躍をしっかり描いてくれることに期待したい。以上。
|
ブログランキング参加中!
1日1回ポチッと応援よろしくお願いします♪