2022年8月18日(木)より配信、全9話予定の
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』。
主人公は、ハルクことブルース・バナーと従兄弟であり、弁護士のジェニファー・ウォルターズ。1話は、正義感溢れる彼女が、とある事故をきっかけに超人的なパワーを手に入れるきっかけを描いた。
2話のラストでは、地下闘技場でウォンとアボミネーションが戦う映像がニュースで映し出され、脱獄の疑惑が浮上。
3話ではジェニファーが、脱獄の疑惑の件について説明、エミル・ブロンスキーの仮釈放が決まりました。
4話ではマッチングアプリの出会いが上手くいかず、ウォンの元弟子がポータルからデーモンを呼び出してしまう騒動を納めるものの、いつの間にか"シーハルク"を商標登録していたタイタニアに訴訟されたところで物語が終わりました。
5話では、"シー・ハルク"の商標を巡って、ジェニファーとタイタニアが法廷で対立。タイタニアの所有する"シー・ハルク"製品の販売差し止めに成功しました。また、ジェニファーの戦闘用スーツが完成しました。
6話では、友人の結婚式場で再度対峙したタイタニアを撃退。何者かがシー・ハルクの血液を狙っていることが判明しました。
7話では、ジョシュがジェニファーのスマホのデータを抜き出し、血液まで採取したハルクキングであることが判明しました。
8話では、遂に◯◯◯◯◯が登場。ラストでハルクキングの策略にハマり、ダメージ・コントロール局に囲まれてしまいました。
では最終話9話の内容をみていきましょう。
オープニング
いつものマーベルロゴかと思いきや、画面が一瞬静止し、モノクロに。いつものあらすじとは違うこの演出やBGM、ドラマ『超人ハルク』に使われていた物と全く同じである。
夢から覚めると
場所は、エミルが服役していたダメージ・コントロール局・刑務所。皮肉にも仮釈放を支援したジェニファーがそこに入っている。どうやら、前回の騒動の後、取り押さえられたらしい。目を覚ましたジェニファーの前にはマロリー達の姿が。ジェニファーは「普通の人なら怒る」と伝えるが、マロリーは「あなたは普通じゃない。シー・ハルクよ」と返す。言葉が出ないジェニファーにマロリーは条件付きで釈放が可能らしいことを伝える。その条件は…。
マスコミをかわして…
人間姿のジェニファーは、「シー・ハルクに変身しないこと」「抑制装置を装着すること」を条件に釈放となった様だ。変身が出来なくなったことで、当然GLK &Hもクビに。そんなジェニファーを追い掛け続けるマスコミの数々…。そんな娘を守る為、父のモリスがマスコミに水をかけて追い払います。「水不足がなんだ!」
反撃開始
やられっ放しでは済まない。ジェニファーは、自分を陥れたインテリジェンシア、そしてその管理人のハルクキングを法的に訴える方法を探している。ニッキに「シー・ハルクのパワーで?」と聞かれるが、ジェニファーは「法的に」と釘を刺す。ジェニファーの母エレインと仲良くなり連絡先を交換したニッキは、ジェニファーの学生時代のダンス動画を送ってもらい、その動画をインテリジェンシアにアップロードする。するとハルクキングから連絡が入る。「兄弟よ、今夜のイベントに来い」。
衝撃の事実発覚
ハルクキングから男性だと思われているニッキは、パグを代わりにイベントに参加させることにした。ニッキから無線で送られてくる指示を的確にこなし、参加者と打ち解けていくパグは、参加者からハルクキングを紹介してもらう。そこにはあろうことか"マッチングアプリで知り合ったキモい"トッドの姿が…。一方その頃ジェニファーは、ブルースとエミルにメールをしても送信エラーとなってしまうが、自分の心の痛みを分かってくれるのは同じ境遇のエミルだけだと、エミルの別荘に向かう。別荘にいたレッカーにエミルの居場所を聞くと、どうやらロッジにいてイベントの最中の様だ。
ハルクキングはジョシュだと思っていたのですが、活躍は血液採取とスマホのデータコピー止まりでしたね…
当然、修羅場
そんなハルクキング・トッドとパグの前に現れるエミル…ではなくアボミネーション。講演に呼ばれた様だが、ジェニファーの悪口を言う素振りはない。そこに合流するジェニファーに、真実を話すトッド。血を盗みヒーローパワーを量産化させたかったらしい。注射器でジェニファーの血を取り入れハルクになるトッド。そこに壁を破壊して乱入してくるタイタニア。「やり過ぎよ!」とジェニファーが叫ぶ。そこに現れるブルース。アボミネーションが張本人と勘違いして喧嘩を始める。
あり得ないことが起きる
騒動の中、一人落ち着いた表情のジェニファー。つまらないと言った様子。そして突然Disney +のメニュー画面に切り替わる。『シー・ハルク』のサムネイルを破壊し、内側からジェニファーが出現。『メイキング・オブ・マーベル・スタジオ・アッセンブル』のメニューに飛び移りサムネイルを取り払うと内側へ。実際のスタジオに顔を出すと、スタッフ達に最終回の展開の文句を言う。しかし、スタッフ達は「ケヴィンの意向」「ケヴィンには逆らえない」と口を揃える。意を決したジェニファーは、ケヴィンに会うためマーベル・スタジオに向かう。警備が駆け付けるもなぎ倒しながら奥へと進む。ケヴィンの部屋に到着すると、広い部屋に防犯カメラの様な形の機械がジェニファーに話しかけてくる。「人間だと思った?」と軽く冗談混じりのそれは、ケヴィンと言う名のAIであるらしい。ジェニファーは展開の修正を求め、ケヴィンはそれに応えていく。
再び『シー・ハルク』の世界へ
ブルースは消え、トッドはハルクになれず、ジェニファーはトッドの行いは法的に訴えると伝える。そしてアボミネーションになったエミルは条約違反の為、再び刑務所へ。そこに空から到着するデアデビル。ジェニファーの変身も許されることになり一件落着(?)に。ジェニファーと家族との食事に同席するマット。ジェニファーとの恋仲を茶化されるが、マットも満更ではなさそうだ。そこに現れるブルース。息子のスカーを紹介しながら物語は終わる。
補足:ハルクの息子スカー
原作では惑星サカールで原住民との間に生まれたスカー。生まれた時から肌は緑色、身長は190cm超え、体重も100kg超えと現在の大きさで生まれた為、時間経過については特に問題なし。ファンタスティック。フォーとシー・ハルクをあっさり打ち倒すそのポテンシャルがこれから発揮されるかどうか必見。
ミッドクレジットシーン
刑務所に収容されたエミルの元にウォンが現れ、彼を連れていく。
回を重ねる後にネット上でファンからの批判の声が大きくなり、衝撃の最終回を迎えた『シー・ハルク』。原作にもある表現ながら、『デッドプール』では許されて、『シー・ハルク』では拒否反応を起こす人が現れるのは不思議ですね。今までではあり得なかった表現で新鮮ではありましたが、好き嫌いの分かれる作品になりそうです。
皆さんのマーベル作品に対するハードルの高さがよく分かる作品だったと思います。私はこういう表現嫌いではないです。むしろ勢いを落とさずもっとやって欲しかったかも…笑
最終話までのお付き合いありがとうございました。
以上。
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