2022年8月18日(木)より配信、全9話予定の
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』。
主人公は、ハルクことブルース・バナーと従兄弟であり、弁護士のジェニファー・ウォルターズ。1話は、正義感溢れる彼女が、とある事故をきっかけに超人的なパワーを手に入れるきっかけを描いた。アップテンポだった『ムーンナイト』『ミズ・マーベル』に比べ、『シー・ハルク』は1話からハイテンポだった為、順を追って説明していく。
前回までのあらすじ
前回1話では、交通事故でブルースの血液が入り込んだジェニファーがハルクと適合、新たな超人となり、法廷に入り込んだヴィラン・タイタニアを打ちのめしたシーンで終了となりました。ブルースの様に、ハルクとの2重人格に悩まされることもなければ、変身と解除のタイミングに困ることもない。さらには、技の応用まで見せつけるシー・ハルクの強さが際立ちました。今回の2話はどうだったでしょうか?
ニューヒーロー誕生
「上手くやっていく」とは、ブルースに告げたものの、「上手くいかない」のが最早ヒーロー物の掟と言っても過言ではない。ヴィラン・タイタニアを止める為、ハルクの姿を法廷で曝け出してしまったジェニファー。民衆の「シー・ハルク?」の一言から、ニュース局に「シー・ハルク」と大々的に報道され、ヒーローとして認知されることとなった。
家族との食事会
裁判は良い流れだったはずなのだが、タイタニアから陪審員を救ったことを、法廷で争った大手法律事務所GLK &Hが追求。裁判自体が無効となってしまったことで、ジェニファーはクビを言い渡される。就職活動をするも、"シーハルク "として有名になり過ぎたせいで、どこもかしこも断られてしまう。そんな落ち込んでいるジェニファーを案じて家族からディナーの誘いが…。母親が良いと思っている若者に勝手にジェニファーの電話番号を教えられる、弟が昇進を自慢し、ジェニファーのクビをイジる等、雰囲気は最悪になってしまうが、二人きりになった父親に「親戚のハルクは街を壊したがお前はそうじゃない。前を向こう。」と励まされる。場所は変わり、バーで飲んでいるジェニファーに声を掛ける人物が…。
皮肉なスカウト
声を掛けてきたのは、クビのきっかけとなった法廷で争った大手法律事務所GLK &Hのトップ・ホリウェイ。スカウトを受け翌日出社することにしたが、なんとそこは超人法律の部署。ホリウェイから「シー・ハルク」のままでいて欲しいと言われ、喉元まで怒りが込み上げるがグッと堪えオフィスに。高待遇ではある様で少し喜ぶのも束の間、エミル・ブロンスキーの仮釈放に関する案件に取り組むことが今後ジェニファーを起用することの条件だと言われてしまう。ひとまずエミルと会うことにしたジェニファーはエミルの心情を知ることとなります。
・もう変身はできなくなったこと。
・人生をやり直したいこと
・ハルクと戦う事になったのは政府の命令。
・人々を傷付けたのは超人血清が原因。
豆知識:エミル・ブロンスキー (アボミネーション)
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』にて、地下闘技場ファイトクラブにてウォンと対決。そもそも、アボミーネションとは『インクレディブル・ハルク』にて、ハルクと対をなす存在として登場。力に呑み込まれ、人々に襲いかかり、ハルクを殺そうとした為、現在は刑務所に収監されています。…されています(あれ?笑)
衝撃的なニュース
エミルの過去を知っているジェニファーは、ブルースにこの案件を受けるべきか相談します。ブルースは言います。「あの時の私と今の私は"別人"だ。」なんとも皮肉めいた発言に聞こえてしまうのは気のせいです。案件を受けることにしたジェニファーは、テレビで衝撃的な映像を目の当たりにします。それは、ファイトクラブでの映像でした。知ってたけど、う、う、うそつきーーー!
今回のお話はここまで。
エンドクレジットは、シー・ハルクが家族の為にひたすら力仕事を任せられるという何とも言えない映像でした…笑
小ネタ
職を失い、就職活動中のジェニファーが開いていたパソコンのサイトに気になる見出しがいくつかありました。
・原作「シーハルク」のコミックを読むことができるQRコード
・金属の爪男、バーで喧嘩
御察しの通り、X-MENのウルヴァリンだと思われます。ヒュー・ジャックマンはウルヴァリン役を引退したので、別のキャストになることは間違いありませんが、今後のX-MENの登場は予定通り近付いてきているようです。
・海から現れた巨人の像
『エターナルズ』でセルシ達が封印したティアマット。作中ではかなりインパクトがある事件でしたが、他作品では言及はなかったので、今回が初です。
以上。
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