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【ネタバレあり】映画『きさらぎ駅 Re:』あらすじと結末

 

 

あらすじ

前作がうろ覚えの人はこちらをどうぞ

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予告

用元:再びあの駅へ――!都市伝説映画『きさらぎ駅 Re:』予告編

 

 

きさらぎ駅

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ここから先は映画『きさらぎ駅 Re:』のネタバレを含みます。
視聴後の閲覧を推奨します。

 

真・鮫島事件

 

帰還した明日香

堤春奈は自分が助かろうと光の扉には宮崎明日香を向かわせた。だが、春奈が葉山純子からインタビューで聞いた「光の扉に向かった明日香は赤くなった扉と共に消えて自分だけ助かった」という発言は明日香を助ける為の葉山の嘘だった。

 

世間の冷たい目

3年後、明日香は、20年前と変わらない外見や発言を取り上げられたり、市役所にきさらぎ駅の調査を依頼する所を動画で拡散された事で世間から「異世界おばさん」とバッシングを受ける。それでもきさらぎ駅遭難者の救援を諦めない明日香は、ドキュメンタリーディレクターの角中瞳の力を借り、きさらぎ駅の特集を組んで貰うように依頼ていた。

 

 

帰還した人間達の結末

放送前にテープの内容を最終チェックする明日香。その内容からきさらぎ駅から数人帰還していたことが分かる。以下の通り。

 

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宮崎春江…明日香の母。明日香が失踪して約20年間捜索を続けていたが、心労が祟って寝たきりに。

岸翔太…何かに怯える日々が続き自殺。

松井美紀…自傷行為が激しく入院。錯乱状態。

花村貴史…帰還したら妻が娘と一緒に家を出て再婚していたことで酒に溺れている。自分を助けてくれた堤春奈の人形を自作し崇めている。

葉山純子…帰還者である姪の葉山凛が明日香と同じように世間からバッシングを受けることを恐れ自宅に軟禁。明日香と撮影班が救助する。

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再びきさらぎ駅へ

最終チェックが終わり角中を訪ねた明日香だったが、上からの指示があり放送がお蔵入りとなってしまう。母を見つめた後、何かを決意した明日香はヘルパーに向けた「母をお願いします」という手紙を残し、再びきさらぎ駅に向かう。そこには3年前と変わらぬ堤春奈の姿とガラリと変わったメンバーの姿があった。

 

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堤春奈…リセットがかかり、明日香のことを覚えていない。前作のきさらぎ駅突入時の記憶状態のようだ。

飯田大輔…岸翔太にいじめられていた気弱な青年。春奈以外に唯一居残り組である。

ハヤト…浜松のホスト。新登場。

 

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鎌田夫妻…喪服姿。新登場。

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難易度の大幅な変更

新メンバーを加えて何度か挑戦したところ以下のことが判明した。

 

①全滅した場合、全員が、全滅した際の記憶を保持したまま次の周回に突入する。

②クリア済の明日香が再度きさらぎ駅に入ったことで難易度が上がった

③全滅した場合、全員が、全滅した際の記憶を保持したまま次の周回に突入する。

④クリア済の明日香が再度きさらぎ駅に入ったことで難易度が上がった

⑤全滅した場合、全員が、全滅した際の記憶を保持したまま次の周回に突入する。

⑥クリア済の明日香が再度きさらぎ駅に入ったことで難易度が上がった。

 

前作ではトンネルの先を進めばなんらかの形で光る扉が出現したが、今回は学校のようだ。学校の中に存在する危険箇所を全滅する度に学び奥まで進むと行き止まりになってしまうが、先程までは無かった光る扉がグラウンドに出現。一斉に走って誰がクリアしても恨みっこなしでいこうという結論になるが、春奈がフライングで走り始める。事情を知らなかったからこそ沢山のクリア者を送り出した春奈だが、事情を知れば今後こそは自分が助かりたいと思うのも無理はない。そこに地中から目玉が出現し、ものの数秒で皆押し潰される。何度も挑戦する中、地面に触れると目玉が出現することから、高鬼(高いところにいれば鬼はタッチできない遊び)だと推測。校舎にあった机と椅子を並べ進んでいくが少し足りない。皆が囮役となり春奈を向かわせるも光る扉はフェイクだった。


託された春奈

「何をやってもだめ」「もう出られないんだ」と諦めムードになるが、明日香だけが"まだやってないこと"を必死に考える。そして、電車から降りないという選択をまだしていないことに気付いた明日香は、電車から降りようとする春奈を電車の中に押し返す。たまたま助ける結果になっただけなのに「それでも堤さんに助けられた」と恩を返そうとする明日香の姿に春奈は涙する。そんな春奈に「ドキュメンタリーディレクターの角中さんに、あなたのせいじゃないと伝えてほしい」と頼む。

 

 

おぞましい結末

現世に帰還した春奈を待っていたのは角中だった。車の中で懸命に自分の想いを伝える春奈。角中はお蔵入りとなるはずだったきさらぎ駅特集の放送を強行することを決意した。数日後…きさらぎ駅のホームはおびただしい数の人で埋め尽くされていた。「すごいんです、映像の中に映った僅かな情報から簡単に住んでるところを特定しちゃうんです」と誹謗中傷や嫌がらせを受けた際に答えた明日香。映像内にきさらぎ駅に行くための情報を散りばめていたことで、特定したもの達がきさらぎ駅に雪崩れ込んだのだ。「みんな堤さんみたいに分かろうとしてくれる人だったらいいのに」。もう大丈夫。ここでは何度だってやり直せるし、「オカルトクレーマー」と呼んだ人達だって信じてくれる。明日香の行き過ぎた理想は沢山の人間を巻き込んでいく。

 

『きさらぎ駅 Re:』の考察はこちら

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以上。

 

 

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